ベルンハルト・コッホ


坂田千枝さんが醸造責任者を務めるワイナリー
ベルンハルト コッホは、ドイツ・ファルツ地方ハインフェルド村の家族経営のワイナリーです。ドイツの中では温暖な気候条件を利用し、多種多様な葡萄品種を54haもの広大な畑に植えています。スパークリングワインや辛口、甘口の白ワイン、ロゼワインや赤ワインなど、様々なワインを年間約50万本生産するほどの規模がありますが、何よりもまずワインの品質にこだわり抜いています。これまでは国内(近隣)の個人顧客への販売がほとんどでしたが、2019年より日本への輸出を開始しました。
ドイツを代表するワインガイド『VINUM』の2024年版では4星評価を獲得しており、特に優れたピノ ノワールを生産することが評価され、同誌において、赤ワイン生産者の年間最優秀賞である「Roter Riese(Red Giant=直訳で赤色巨星あるいは赤の巨人)」を受賞し、「Rotwein des Jahres=Wine of the Year=今年の赤ワイン」にハインフェルダー レッテン ピノ ノワール 2021が選ばれました。今ではドイツのピノ ノワールのトップ生産者の一つに数えられ、日本市場においてもファンが増え続けています。

坂田千枝さんについて
兵庫県立農業高等学校園芸科果樹部門(葡萄栽培専攻)に進学し、17歳の時に研修で訪れたドイツで見た一面の葡萄畑に感銘を受けたそうです。2003年、高校卒業後ドイツに渡り、現地の職業訓練校で学びながらラインガウやアール等、ドイツ国内の様々なワイナリーで働きました。またオーストリア、南アフリカのワイナリーで研修し、経験を積んでいます。その後、国立ヴァインスベルク栽培醸造学校に進み、2012年に栽培醸造技術師の国家資格を取得しました。2013年10月より現在までベルンハルト コッホの醸造責任者として活躍しています。ベルンハルトから「お客様が求めるワインを造ること」を学び、それ以来、お客様が求める味わいのワインを造り続けています。赤ワインについては、ブルゴーニュのピノ ノワールが好きで、それに近づけていきたいと考えています。
「ワインは一人で造るものではありません。畑に入って、いろんな人がひとつひとつ丁寧に正確に作業を行なって、大事に育ててもらった葡萄をセラーでこちらが受け止めて、そのクオリティを出来る限りキープしながら、正しいタイミングに正しい判断をして、醸造作業を行なって、そしてワインという形になっていきます。その完成品として瓶詰めしたワインがお客様のもとに届いて、"このワイン買ってよかった。おいしい。コッホっていうんや"ってみんなに言ってもらえたら、醸造者として一番嬉しい瞬間だと思います」

土壌と品種
南ファルツは、粘土石灰質土壌のため、ピノ ノワール、シャルドネ、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダーなどに力を入れています。他にも、ドルンフェルダーやカベルネ ソーヴィニヨン、メルロを植えており、20品種以上を手掛けています。生産比率は、赤白各50%ずつです。

こだわりのワイン造り
ワインのベストな状態を考えて、添加物は極力加えないようにしています。赤は基本的にノンフィルター、白はベントナイト処理を行わないようにしています。低価格帯のワインにも1つ1つたんぱく質沈殿率のチェックを行っています。「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と坂田は語ります。酵母は選別酵母ですが、2009年にブルゴーニュ スタイルのピノ ノワールを造り始めて以来、2013年頃から「ヴィヌム」や「ゴーミヨ」などのワインガイドに掲載されるようになりました。

<評価>
「ゴ エ ミヨドイツワインガイド2019」で赤4房、「ヴィヌム2022」で4星、「アイヒェルマン2019」で3星。バリックフォーラム所属。「Die jung Pfalz2018」(ファルツの若いワイン生産者コンテスト)でアレクサンダーが総合部門で、’16VTシュペートブルグンダーが品種別で、最高点を獲得し1位獲得。

以上輸入元資料より抜粋


ドイツワインTOPへ


シルヴァーナー トロッケン[2023]

標高182mの低い丘に位置するレス(黄土)土壌の畑で栽培するシルヴァーナーを100%使用し、ステンレスタンクで16〜20℃に管理しながら発酵させた白。フレッシュな酸を保つ為、マロラクティック発酵は行わず、そのままステンレスタンクで6ヶ月熟成。清澄を行い、軽くフィルターをかけてボトリング。リンゴや洋梨、ハーブを思わせるアロマがあり、口当たりはとても柔らかく、フルーティで調和が取れています。現地同様に日常の食卓で楽しんで頂きたいと、お徳用サイズの1Lボトルです。

1000ml   税込2420円

生産地:ドイツ、ファルツ地方
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :シルヴァーナー100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本

カートをみる



ピノ・ノワール キュヴェ・チエ トロッケン[2022]

ベルンハルト・コッホの醸造責任者を務める「坂田千枝」さんの名を冠した、日本市場限定の特別なピノ・ノワール。ハインフェルド、フレムリンゲン、ゴドラムシュタインという3つの村の畑の葡萄を使用し、収穫は畑で選別しながら手摘みで行います。100%除梗した葡萄は、アルコール発酵前に6度で4日間の低温マセレーションを行った後、ステンレスタンクで平均28度に温度コントロールしながら発酵。熟成はフレンチオーク樽(新樽比率5%)で約18ヶ月行い、無清澄・無濾過で瓶詰め。スタンダードクラスと比べ、豊かな果実味に加えて複雑さや樽からの心地よい風味が感じられます。

1000ml   税込3465円

生産地:ドイツ、ファルツ地方
味のタイプ :赤・フルボディ
アルコール度:13,5%
ブドウ品種 :ピノ・ノワール100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :本

カートをみる