ファミーユ・ゲラン


コート・ドール最南部のシャンジュ村に1930年代から続くぶどう栽培家で、オート・コート・ド・ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌ、サントネイ、マランジュに合計60ヘクタールの畑を所有しています。長らくぶどうやワインをネゴシアンに販売していましたが、2016年、世界各地のワイナリーで栽培と醸造を学んだ5代目ピエール・アントワンヌの継承によって、本格的な自社ビン詰めの道が拓かれることになりました。
彼はまず、60ヘクタールもの全面積で実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培を開始しました。「7年間かけて土壌の改良を行い、土はふかふかになりました。目を見張るほど美味しいぶどうが収穫できるようになった2022年ヴィンテージから、本格的に自社ビン詰めを開始しました。栽培面積が最も広いオート・コート・ド・ボーヌ(20ヘクタール)では、この10年間、ぶどう樹の仕立てをさらに高くすることと、畝の幅をさらに広げ草花で覆うことに注力してきました。このエリアの畑はもともと森林や牧草地に囲まれており、自然のままの生物多様性の恩寵をぶどう畑にも取り入れられるようにしています」。
「エキスを多く抽出した濃厚な味わいのワインではなく、ブルゴーニュらしい繊細で上質なワインを造りたいと思っています。私たちの主力アペラシオンであるマランジュはコート・ドールでも特異な丘陵地帯に位置しており、そのテロワールは鮮度の高さとジューシーな果実味、シルクのようにきめ細かいタンニンによる官能的なテクスチャーを特徴とします。添加物等を使用しないことはもちろん、極力手を加えない醸造を行なうことで、マランジュの醍醐味を自然に引き出すことを目指しています」。
自社製ワインの販売を開始して間もないにもかかわらず、彼の作品に共通する粉雪のような繊細さ、ジューシーな旨味、そして余韻まで続く官能的な色気は本国のソムリエたちや世界各国のバイヤーたちを虜にし、順調かつ急速に販路を拡大しています。

以上輸入元資料より抜粋


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ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ [2023]

シャンジュ、クレオ、ノレ各村に合計13ha。平均樹齢30年。収量は50hl/ha。ステンレスタンクでアルコール発酵後、樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成。新樽比率は20%。

750ml   税込4400円

生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:12,5%
ブドウ品種 :ピノノワール100%
平均樹齢 :年
平均年間生産量 :

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