フェルム36


Ferme 36 (フェルム・サンロク)
2014年春、私どもは長野県大町市平新郷(たいらしんごう)に移住し、葡萄の苗を植え始めました。毎年植栽を重ね、現在160aの圃場に約4,000本の葡萄の木が育っています。親子3人が暮らしていける身丈程の農業、100年後の子供達に誇りをもって引き継ぐことのできる農業を実践できれば幸いです。大町のポテンシャルにほれ込んでいます。ワイン造りを通して大町の味を引き出すことが生涯のテーマです。戦後間もない昭和20年代、松林や雑木林だったこの地が開拓されました。先人による想像を絶するご苦労の賜物として農地が生まれました。今では、あたかも大昔からそうであったような田園風景がひろがります。私たちは彼らの開拓魂を引き継ぎ、この大地に立たせていただきます。
「Remerciements」の由来
ワインは、ぶどうから。ぶどうは、天候、大地、人から土地固有の味が育まれます。2017年植栽4年目にして初めての収穫、2018年は2度目のヴィンテージとなりました。天地はもとより、大町にゆかりのない私どもを受け入れてくださった地元の皆様、葡萄を栽培する過程においてご助力をいただいた皆様に心からの「感謝」という意味を込めて、「Remerciements(ルメルシマン)」と名付けました。自然を相手にする農業は、人事を尽くしてなお、思い通りにいかないものです。大きな自然の力をいただき寄り添い生きること。どんなに文明が進歩しても「祈り、感謝する」気持ちを持ちたい、そんな願いもをこめて・・・

以上生産者資料より抜粋


日本ワインTOPへ


店頭販売のみ
山のヴァンせ メルロ・サン・スフル[2023]

長野県安曇野市明科のワイン葡萄栽培農家「喜来里ふぁーむ・すずき」さん栽培のメルローを、「フェルム36」で醸した酸化防止剤無添加の赤。障害福祉サービス事業所や地元の皆さんが一粒ずつ手除梗(一部は全房のまま)してタンクへ投入し、野生酵母によりゆっくりと発酵を始めました。ルモンタージュとピジャージュを行いながら丁寧に味を抽出した後、密閉型バルーンプレス機にて搾汁。発酵期間は約1か月で、短期間澱下げをした後(少し待ったことが2022年との違い)、フレッシュさを保った状態で瓶詰めし、若干のガスを瓶内に閉じ込めました。清澄や濾過など人為的介入はしておらず、出来立てワインのピュアで瑞々しい果実味が楽しめます。

770ml   税込3465円

生産地:日本、長野県、安曇野市
味のタイプ :微発泡赤・辛口
アルコール度:13,3%
ブドウ品種 :メルロ100%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1002本



お一人様1本限定!(店頭販売のみ)
スタンプ5個必要です

ルメルシマン メルロ/カベルネ・フラン[2022]


2019年より前栽培者から引き継ぎ管理を始めた「野口圃場」(有機的な防除に転換して4年目)で収穫したメルロー主体に、「新郷圃場」で収穫したメルローとカベルネ・フランをアッサンブラージュした赤。品種ごとに熟期を見極めながら収穫し、障害福祉サービス事業所や地元の皆さんが一粒ずつ手除梗してタンクへ投入し、野生酵母によりゆっくりと発酵。ルモンタージュとピジャージュを行いながら丁寧に味を抽出した後、密閉型バルーンプレス機と手動式バスケットプレス機にて搾汁。発酵期間は約1か月で、ステンレスタンクでの貯蔵期間中に清澄や濾過など人為的介入はありません。2022年は「サン・スフル」に挑戦していて、「重心は低いが、重くない」シックな味わいが楽しめます。

750ml   税込4125円

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :赤・ミディアムボディ
アルコール度:11,9%
ブドウ品種 :メルロ97%、カベルネ・フラン3%
平均樹齢 :16年
平均年間生産量 :765本



店頭販売のみ
山のヴァンせ シャルドネ・ペティアン[2022]


ワイン名は岳都「大町」ならではの枕詞「山の」に、「ヴァン(Vin)」はワイン、そして「せ」は大町の方が言葉尻に付けるそうです(標準語の「・・・ね」的な)。ブドウは「喜来里ふぁーむ・すずき」さん栽培のシャルドネを100%使用し、ホールバンチプレス(全房搾汁)を行い野生酵母でゆっくりと発酵。発酵終盤に王冠瓶詰し「メトード・アンセストラル」で仕上げた微発泡ワインです(瓶詰め後は9か月半泡をなじませ、無清澄・無濾過で人為的介入はありません)。安曇野の太陽をたっぷりと蓄えた豊かな果実味と、炭酸ガスによるライブリィな味わいが楽しめます。

※ボトルによっては発泡性が強い為、吹きこぼれにご注意下さい。冷蔵庫に立てた状態でよく冷やしてから開栓することをお勧めします。
770ml   税込3355円

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :微発泡白・辛口
アルコール度:11,8%
ブドウ品種 :シャルドネ100%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1289本



店頭販売のみ
ルメルシマン グラン・ブラン[2022]


「ヴィラディストワイナリー」による委託醸造期間(2017、2018)に確立した混醸白ワイン。品種の個性が互いを補完し合い、高め合い、総体としてテロワールを表現するスタイルです(このワインを手掛ける矢野さんご夫妻は、北海道岩見沢市栗沢町の中澤夫妻がつくる「栗沢ブラン」に対する憧憬がヴィニュロンを決意した大きな要因の一つでした)。2019年から自家醸造になり、品種ごとに収穫、搾汁を行い、野生酵母による発酵を試みたこと、発酵中にアッサンブラージュを行ったことが委託醸造時代との相違点で、よりナチュラル且つワインに一体感が出てきています。2022年は、2021年の様な花ぶるいが起きず気象事由による収量制限はありませんでしたが、それに並ぶ果実の凝縮感を得ることが出来たので「グラン・ブラン」になりました。樹齢が1年増した分、口中で早くから大町の土地個性を感じられ仕上がりで、溢れる果実味と日ごと移ろう風味は是非数日掛けてお楽しみ下さい。

750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12,3%
ブドウ品種 :シャルドネ50,8%、ソーヴィニヨン・ブラン24,8%、ピノ・グリ11,7%、ゲヴュルツトラミネール4,8%、シルヴァーナ3,1%、リースリング1,3その他1,7%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1663本



お一人様1本限定!(店頭販売のみ)
スタンプ3個必要です

山のヴァンせ モン・ロゼ・ペティアン[2022]


長野県安曇野市明科のワイン葡萄栽培農家「喜来里ふぁーむ・すずき」さん栽培のメルローを、「フェルム36」で醸したロゼ・ペティアン。雪をまとった北アルプスの山肌に朝日があたる光景を想起する色合いなので「モン・ロゼ・ペティアン」と名付けられました。メルローは全房でプレスし、ジュースを一夜澱下げしてから上澄みを移動して野生酵母で発酵を開始。発酵期間は約1か月半と比較的スムーズに推移し、発酵終盤に王冠で瓶詰して「メトード・アンセストラル」で仕上げました。その後は清澄や濾過など人為的介入はしておらず、輪郭と深みのある果実味、炭酸ガスによるライブ感ある味わいです。

※今回はガス圧がかなり弱めです。
770ml   完売

生産地:日本、長野県、安曇野市
味のタイプ :微発泡ロゼ・辛口
アルコール度:11,8%
ブドウ品種 :メルロ100%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1267本



お一人様1本限定!(店頭販売のみ)
スタンプ5個必要です
ルメルシマン グラン・ブラン[2021]


「ヴィラディストワイナリー」による委託醸造期間(2017、2018)に確立した混醸白ワイン。品種の個性が互いを補完し合い、高め合い、総体としてテロワールを表現するスタイルです(このワインを手掛ける矢野さんご夫妻は、北海道岩見沢市栗沢町の中澤夫妻がつくる「栗沢ブラン」に対する憧憬がヴィニュロンを決意した大きな要因の一つでした)。2019年から自家醸造になり、品種ごとに収穫、搾汁を行い、野生酵母による発酵を試みたこと、発酵中にアッサンブラージュを行ったことが委託醸造時代との相違点で、よりナチュラル且つワインに一体感が出てきています。2021年は6月末の多雨が影響して激しい花ぶるいが発生し、秋の収穫量が半減しましたが、自然による収量制限のおかげで得た凝縮感は新しい次元に達しました。これまでのブランとは一線を画すことから、「グラン・ブラン」と命名。溢れる果実味と、日ごと移ろう風味は是非数日掛けてお楽しみ下さい。

750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12,6%
ブドウ品種 :シャルドネ50,4%、ソーヴィニヨン・ブラン28,8%、ピノ・グリ12,5%、ゲヴュルツトラミネール4,6%、シルヴァーナ1,5%、その他2,2%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :892本



1本につきスタンプ3個必要です
山のヴァンせ クミアイ・ルージュ サン・スーフル[2021]


大町におけるワイン葡萄栽培の先駆者「大町ワインぶどう生産組合」が栽培したメルローとシャルドネを今秋10月に収穫し、「フェルム36」で醸した、その名も「クミアイ・ルージュ」。除梗作業は、大町市社会福祉協議会障がい福祉サービス事業「ひまわりの家」、「すずらん」、近所の障がい福祉サービス事業所「ばいはるちゃにみとろ」、「maica(米花)」、そして地元の皆さんが一粒一粒手で除梗。メルロー、シャルドネ共に同じタンクへ入れ、野生酵母でゆっくりと発酵を開始。ルモンタージュを行いながら丁寧に果皮の風味を抽出した後プレス。発酵終盤に王冠瓶詰し「メトード・アンセストラル」で仕上げた「にごり微発泡ヌーヴォー」!(SO2無添加、無清澄・無濾過)。まるで発酵中のようなライブ感、フレッシュでピュアな果実味が楽しめます。飲み進めると澱が混入しますが、味の変わりゆく様もこのワインの面白さです。

※野生酵母が元気な為、吹きこぼれにご注意下さい。
750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :微発泡赤・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :メルロ91%、シャルドネ9%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1580本



ルメルシマン・ブラン[2020]

「ヴィラディストワイナリー」による委託醸造期間(2017、2018)に確立した混醸白ワイン。品種の個性が互いを補完し合い、高め合い、総体としてテロワールを表現するスタイルです(このワインを手掛ける矢野さんご夫妻は、北海道岩見沢市栗沢町の中澤夫妻がつくる「栗沢ブラン」に対する憧憬がヴィニュロンを決意した大きな要因の一つでした)。2019年から自家醸造になり、品種ごとに収穫、搾汁を行い、野生酵母による発酵を試みたこと、発酵中にアッサンブラージュを行ったことが委託醸造時代との相違点で、よりナチュラル且つワインに一体感が出てきています。2020年は雪の少ない冬に始まり、平均的な春の後に6月・7月は長い梅雨のトンネル。一転、8月は干ばつとなり、高温の影響で収穫期は約1週間から10日ほど早まりました。9月に入り温度、降水量は標準的な数値に戻りましたが、極端な天候に右往左往させられたヴィンテージ。しかし、最後は帳尻が合うものなのか、比較的良いブドウを収穫することが出来ました。ワインは、しなやかな酸と土壌由来のミネラルが特徴的な仕上がりです。
尚、2020年は瓶詰時にSO2を10ppm添加したロットと、瓶詰時SO2無添加のロット(ラベル左すみに「BTL-SS」のスタンプ有)があります。

※通信販売をご希望の方はメールにてご注文下さい。
750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:12,5%
ブドウ品種 :シャルドネ50,2%、ソーヴィニヨン・ブラン32%、ピノ・グリ6,9%、ゲヴュルツトラミネール5,4%、シュナン・ブラン2,0%、シルヴァーナ1,4%、その他2,1%
平均樹齢 : 最年長で7年
平均年間生産量 :1647本



お一人様1本限定!
スタンプ3個必要です

山のヴァンせ[2020]


ワイン名は岳都「大町」ならではの枕詞「山の」に、「ヴァン(Vin)」はワイン、そして「せ」は大町の方が言葉尻に付けるそうです(標準語の「・・・ね」的な)。ブドウは「大町ワインぶどう生産組合」が栽培したシャルドネを100%使用し、ホールバンチプレス(全房搾汁)を行い野生酵母でゆっくりと発酵。発酵終盤に王冠瓶詰し「メトード・アンセストラル」で仕上げた「にごり微発泡ヌーヴォー」!(SO2は搾汁時に極少量使用していますが無清澄・無濾過)。まるで発酵中のようなライブ感、フレッシュでピュアな果実味が楽しめます。飲み進めると澱が混入しますが、味の変わりゆく様もこのワインの面白さです。

※2020は野生酵母が元気な為、吹きこぼれにご注意下さい。
750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :微発泡白・辛口
アルコール度:12%
ブドウ品種 :シャルドネ100%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1353本



お一人様1本限定!
スタンプ3個必要です

ルメルシマン[2020]


メルロー、カベルネ・フラン主体に自社栽培ブドウを100%使用した微発泡の赤。品種・区画ごとに熟期を見極めながら収穫し、大町市社会福祉協議会障がい福祉サービス事業「ひまわりの家」、「すずらん」、近所の障がい福祉サービス事業所「ばいはるちゃにみとろ」、地元の皆さんが一粒一粒手で除梗し、野生酵母でゆっくりと発酵。ルモンタージュとピジャージュを行いながら丁寧に果皮の風味を抽出した後、プレスしアッサンブラージュ。発酵終盤に王冠瓶詰し「メトード・アンセストラル」で仕上げた「にごり微発泡ヌーヴォー」!(SO2無添加、無清澄・無濾過)。まるで発酵中のようなライブ感、フレッシュでピュアな果実味が楽しめます。飲み進めると澱が混入しますが、味の変わりゆく様もこのワインの面白さです。

※2020は野生酵母が元気な為、吹きこぼれにご注意下さい。
750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :微発泡赤・辛口
アルコール度:11,2%
ブドウ品種 :メルロ78,3%、カベルネ・フラン19,5、その他2,2%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :559本



お一人様1本限定!(店頭販売のみ)
お電話での在庫確認はご遠慮ください!


ルメルシマン・ブラン[2018]


―以下生産者資料より抜粋―
2017年と同様に、日本屈指の醸造家ヴィラデストワイナリー小西超(とおる)氏による醸造(委託醸造)。全ての品種を1回のプレスに投入し、混醸となりました。品種の個性というよりも、総体として土地固有の味「テロワール」が現れることを期待します。2018年9月25日、全品種を房ごと搾汁。培養酵母による発酵。発酵および貯蔵の容器はステンレスタンク。発酵後、瓶詰直前まで澱の上で貯蔵(シュールリー)。清澄なし。2019年4月26日、無ろ過にて瓶詰。
「白用、赤用様々なブドウを原料としているので、多様なニュアンスが感じられる。しっかりとしたボディが感じられるワインなので、ある程度熟成してから実力を発揮するワインなのではないでしょうか。」(小西氏からのコメント)

750ml   完売

生産地:日本、長野県、大町市
味のタイプ :白・辛口
アルコール度:11,9%
ブドウ品種 :シャルドネ38%、ソーヴィニヨン・ブラン24,9%、ツヴァイゲルトレーベ8,5%、ピノ・ノワール8,5%、ピノ・グリ7,6%、ゲヴュルツトラミネール5,2%、シュナン・ブラン3,4%、シルヴァーナ2%、その他1,9%
平均樹齢 : 年
平均年間生産量 :1111本