「一人娘」 ㈱山中酒蔵店(茨城県)



平将門の出生地として知られ、また小説家・長塚節の生家も残っています。「一人娘」の蔵元はもともと近江商人の系列で、江戸前期には富士吉田付近に居住しており、その後現在の地に移住してきました。当時から酒や味噌、醤油などを造っていましたが文化2年(1805)に火災にあい、歴史的な資料を全て焼失してしまいました。このため現在では便宜上この年を創業としています。戦前より吟醸造りに励み、昭和19年の品評会では全国一位を受賞しています。注:長塚節(ナガツカ タカシ・1879~1915)短歌雑誌「馬酔木 あしび」の編集に力を注ぐ。鬼怒川あたりの農村を描いた「土」が代表作。


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一人娘 吟醸「さやか」 

日光おろしの寒風がふきつける清流・鬼怒川のほとりで、一人娘を育てるように愛情を込めて造られた酒、その名も「さやか」。通常の超辛口「さやか」をみがきあげたこの「吟醸さやか」はやや丸みをおびた酒質で、例えるなら色白の日本美人。軽快で滑らか、上品で清涼感のある味わい。日本酒度では辛口ですが、その優しい口当りからは甘さすら感じる名前の通り女酒です。
原料米
美山錦
アルコール度
15.5%
精米歩合
50%
日本酒度
非公表
酸度
非公表
アミノ酸度
非公表
720ml      税込1412円