リニエ・ミシュロ
<ワイナリーの歴史>
1920年代にブドウ栽培家として創業。瓶詰めは1990年から。1995年、現当主ヴィルジルが醸造を取り仕切るようになったという、新しいドメーヌ。ヴィルジルは、「抽出しすぎたワインは、ピノ・ノワールの良さを隠してしまう」と考え、さらりとした自然なストラクチャーを持つワインを造り出しています。
<特 徴>
一時期言われていた「ピノ・ノワールは、ヴァン・ド・ガルド(長熟)」ではなく、中期の熟成ワインと考え、しなやかさと優しさを併せ持ち、口中でテロワールが大きく花開くような優しいワインを目指しています。
<ワイン造り>
手摘みで収穫後、100%除梗。13度で最長6日間かけて低温浸漬を行い、醗酵。計15日間。醗酵にはステンレスタンクを用いるが、熟成には樽を用い、新樽比率は村名30%、1級40%、グラン・クリュ80%。熟成期間は10〜12ヶ月。清澄せず、またノンフィルターで瓶詰め。
かつてマセラシオンは2日程度でしたが、ブドウの熟度に気を使い、また理想的な状態で醸造所へブドウを運び込むことが可能になったため、期間を長くし、良質のタンニン、エキス、色素が得られるようになったということです
以上輸入元資料より抜粋
モレ・サン・ドニ1er レ・ファコニエール[2004] ―リアルワインガイド18号より― どことなく古臭い、けれども実直で真直ぐな印象のワイン。今回試飲した中ではボリュームがあって存在感のある果汁の中に樽が焦げた感じや堆肥が蒸れた感じ、乾いた土の味など、後付けのスパイス的味わいが大量に溶け込んでいるから普通ならちょっと下品!で済ませてしまう所だったが、このワインの潜在力の成せる技か、はたまた私の幻想か(可能性大)、将来複雑さを増すのでは?という直感が湧き上がってきて最後は好印象の方が上回った。寝かせると真価を発揮する期待大。(89+~90+点) 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・フルボディ
■ アルコール度: 13,2%
■ ブドウ品種 : ピノノワール100%
■ 平均樹齢 :30~50年
■ 平均年間生産量 : 本
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モレ・サン・ドニ1er レ・ファコニエール[1994] 750ml |
■ 生産地:フランス、ブルゴーニュ地方
■ 味のタイプ :赤・フルボディ
■ アルコール度:13%
■ ブドウ品種 : ピノノワール100%
■ 平均樹齢 :30~50年
■ 平均年間生産量 : 本