ｻﾙｳﾞｨｱｰﾉ ｶｽﾃｯﾛ･ﾃﾞｨ･ﾃｨﾃｨﾆｬｰﾉ
ｵﾙｳﾞｨｴｰﾄ･ｸﾗｯｼｺ･ｽﾍﾟﾘｵｰﾚ[2022]
「サシカイア」の「ニコラ・インチザ」氏の甥がオルヴィエート村に所有するワイナリー「サルヴィアーノ」。ワインメーカーは「サッシカイア」のコンサルタントを務める「ジャコモ・タキス」氏の弟子で、畑はコルバラ湖に向かう日当たりの良い斜面に位置し、標高も150m〜380mとバリエーションに富んでおり、それぞれの葡萄に適した場所を選んで栽培しています。このオルヴィエートは、火山性土壌によるミネラル感に溢れ、柑橘の香りに瑞々しい白桃、オレンジの花やハーブなどの華やかな風味が楽しめます。
―以下リアルワインガイド84号より抜粋―
サッシカイア醸造家の甥っ子が手掛けるサラブレッドな経歴のワイン。とは言え身構えるような高圧さのない果実の速度ゆるやかに。炙ったアーモンドと黄色果実、細く巡る軸のある酸と果実のコントラスト。シンプルな構成でそれぞれの果実のリズムの押し引きの凸凹が心地よい。舌の上でグリップしながらワンテンポ遅れたリズムで浅くビターな余韻へと続く。出逢いはスローモーション、心だけが先走りね。(今飲んで88+ ポテンシャル88+）
７５０ｍｌ 税込１３７５円