大人気「ラ・フォルジュ」シリーズの生産者
「ジャン・クロード・マス氏」来店!!(2月1日)
当店でも人気の高い「ラ・フォルジュ」シリーズの生産者「ジャン・クロード・マス氏」が輸入元「モトックス」の担当さんと通訳の方と3名でいらっしゃいました。
そのコストパフォーマンスの高さの秘密や迫力のある分厚い瓶の事について、またフランス国内のワインを取り巻く様々なお話を聞けました。
まず、そのコストパフォーマンスについては契約栽培の農家からブドウのまま買い付けし、自家醸造し全てのキュベを彼自身がテイスティングしてブレンドしている為、バルクワインで買ってラベルを貼るだけのネゴシアンとは違って当然との事。また高級ワインと見まごう程の重量瓶については勿論日光等による影響を受けにくくする為とお客さんへのプレゼンテーションの意味もあるとか。日本ではよく瓶のごつさとワインの品質は比例すると言いますが、実際ラ・フォルジュはヴィンテージにもよりますが5〜10年は熟成できると言っていました。
また実際フランス国内ではこのラ・フォルジュは5ユーロ(約700円)位で販売されているらしく、フランス人のデイリーワインはこの辺の価格帯が多いらしいです。その価格帯でこれ位の品質のワインが飲めるのはうらやましい限りですが、どうしても遠く離れた日本では運賃や税金等で高くなってしまうのは致し方有りません。、なるべくその価格に近づけられるよう「モトックス」の担当さんとも条件面等交渉しまして、近々ワンランク上のクラスのワインも含めて特別価格にてフェアを開催できるかと思います。その際には今回サインを頂いたボトル(非売品)も展示します。
余談ですが彼の造るワインは国内でもカリテ・プリ(価格の割りに品質が良い)という評価だということで、「他の生産者に比べて儲けを削っているのですか?」と伺ったところ「特に利益を削っているわけではないが、実際今の収入に満足しているので、これ以上もっと儲けようとは思っていない」とのこと。(うらやましい)そういう余裕があってこそこのようなカリテ・プリなワインが造れるのかもしれません。